運動神経系を快然する《センスアップツール》

POINT

• 

  筋力ではなく
  感覚力の向上を目指す

  人間は、危険を回避する反射で「動き」を生じます。不安定な場所に立つと、倒れまいとして反射的に足が前に出るのがそれです。この反射的な動作の質を基本から整えたい。そう考えて開発しているのが、『センスアップツール』です。例えば、自転車に補助輪を付けると乗りやすくなります。ところが、本来の運動性や快適性も失われ、乗っていても楽しくありません。これは人間も同じです。快適に身体を動かせる人は、補助輪を付けず、スイスイと気持ちよく走れる状態。快適に動かせない人は、本来は必要のない補助輪を付けながら走っている状態なのです。大切なのは、この補助輪を外すための取り組み（練習）で、それを可能にしたのが『センスアップツール』です。TriMind-Shopでは、そのためのツールをご用意しています。

• 

  筋力ではなく
  骨格の連動性を高める

  動作は骨格によって描き出されています。その骨格を動かしているのが筋肉です。つまり、筋肉の連携体制（チームワーク）が整っていて、骨格を理想的に連動させられる人が、いわゆる“運動神経が良い人”です。楽器に例えると、いつでも調律ができている状態です。さらに理想的な動き（技術）が伴えば、素敵なメロディを演奏できるようになります。しかし、そもそも調律が整っていないと、いくら技術を高めようとしてもうまくはなりません。挙句の果てに、見せかけの技術ばかりが身についてしまいます。このまま進んでしまうと厄介で、あらゆる不都合に悩まされることになってしまいます。これを回避するために運動神経を調律し、骨格の連動性を理想的に導くメソッドを創始しました。センスアップツールが、筋肉のチームワーク構築と補強をお手伝いします。

• 

  筋力ではなく
  重力を動力源とする

  動作は物理現象によって生じます。物理現象とは、自然現象である“重力”との関係性から生まれるもの。漢字を見てみると「動」は「重力」という2つの文字からできており、さらに人偏が加わると「働」となります。重力とは、人間が目的を解決するために必要な自然現象なのです。不安定さは、重力によって生じます。動きの源となる不安定の中で「倒れまい」として運動神経が反応するから、人間は2本足で立ち、歩けるのです。つまり、二足歩行は人間技ともいえます。この二足歩行の状況に、重力を動力源にしているか否かが現れます。例えば、⻑く⽴ったり、歩いたりするときの筋肉の疲れ具合です。動力源が筋肉の場合には表層部から疲れが現れますが、重力の場合は深層部の筋肉を使っており、表層部の筋肉は疲れません。そこで、動力源を「重力」にする動きに変え、骨格をうまく連動させるチームワークのとれた筋肉に戻していきたい。それを可能にするのがセンスアップツールです。